フィリピン、ラグナ - 2022年12月7日 - FLOWデジタル・インフラストラクチャー(以下「FLOW」)とアヤラランド・ロジスティクス・ホールディングス(以下「ALLHC」)は、2022年10月のFLOWとALLHCの合弁事業パートナーシップ「A-FLOW」の立ち上げ発表を受け、本日付けでフィリピン・ラグナ州で初の共同データセンター・キャンパス「ML1」の土地開発を開始 しました。
3棟からなるキャンパス施設は、顧客の独自の要件に合わせた柔軟な設計が可能であり、36メガワットまで増設することができます。初期稼働は6メガワットで、2024年末のサービス開始を目指しています。この施設はキャリアニュートラルであり、最新の業界標準に準拠して建設され、多様な電源供給を備えた弾力的な電力供給設計が特徴です。
今回の着工開始は、FLOWとALLHCの合弁事業パートナーシップであるA-FLOWの正式発足を象徴するもので、工業不動産開発におけるALLHCの実績と、FLOWの最高クラスの次世代データセンターの設計、開発、運用能力が活用されています。
FLOWとALLHCの幹部、そしてラグナ州、ビニャン市、情報通信技術省(DICT)、投資委員会(BOI)の政府関係者が、本日の現地起工式に参加しました。
左から右:ALLHC最高執行責任者 パトリック・C・アビラ、投資委員会投資支援サービス部長 エルネスト・デロス・レイエス、下院議員代表マーリン・B・アロンテ、スティーブ・ナグイアット、情報通信技術省インフラ開発・管理担当次官補 ウィルロイ・V・ティクソン、ラグナ州知事ラミル・L・エルナンデス、FLOW会長 クリス・クマール、ALLHC社長兼最高経営責任者 ホセ・エマニュエル・H・ハランドニ、FLOW最高経営責任者 アマンディーヌ・ワン、ビナン市副市長 アンジェロ・アロンテ、投資委員会インフラ部門部門長代理 モリネラ・ジュシネ・M・トルゴ、ALLHC取締役 マリア・ロウェナ・M・トメルダン、ALLHC最高財務責任者 フランシス・M・モントホ
FLOWデジタル・インフラストラクチャーのCEOアマンディーヌ・ワン氏は、「フィリピンでA-FLOW初のデータセンター・プロジェクトが順調にスタートしたことを喜ばしく思います。当社の最先端のデジタルインフラ・ソリューションとML1の戦略的立地に加え、FLOWとALLHCのシナジー効果により、この地域のお客様は迅速かつシームレスに事業を拡大できると確信しています」とコメント。
アヤラランド・ロジスティクス・ホールディングスCOOのパトリック・アビラ氏は、「A-FLOWは、急成長するこの国のニーズとデジタル経済への移行に貢献できると自負しています。初のデータセンター・キャンパス開発を開始するにあたり、私たちALLHCとFLOWは、企業やグローバルなハイパースケーラーの皆様にサービスを提供できることを心待ちにし、今後も共に成長していくことを切望しています」と述べました。
下院議員代表マーリン・B・アロンテ氏、スティーブ・ナグイアット氏は、「企業は、デジタル化が進む世界で必要不可欠な変革を導いてくれる、信頼できるパートナーを必要としています。政府がデジタルインフラに優先的に取り組むなか、何千ものフィリピン企業に確実に利益をもたらすこのようなパートナーシップに立ち会えたことは私にとって喜びです」と語りました。
また、知事のラミル ・L・エルナンデス氏は、「プラットフォームを使って企業のデジタル業務の基盤を強化するこの取り組みは、フィリピン経済の活性化に大いに役立つでしょう。この取り組みを行うA-FLOWの皆様へ、祝福と感謝の気持ちをお伝えします。デジタルインフラとラグナが大きく成長しますように!」と述べました。
A-FLOWについて
A-FLOWは、アジア太平洋地域でデジタルインフラの投資・開発・運用を行うFLOWデジタル・インフラストラクチャー(以下「FLOW」)と、フィリピン最大の工業団地開発業者であるアヤラランド・ロジスティクス・ホールディングス(以下「ALLHC」)の合弁事業です。A-FLOWの最初のデータセンターは戦略的にラグナに配置され、合計36メガワットのIT負荷を処理します。A-FLOWの立ち上げとともに、このパートナーシップにより、FLOWのデータセンターに関する深い専門知識と、ALLHCの工業不動産開発における確固たる実績を活用し、フィリピン企業のデジタル成長と拡大をサポートします。
ALLHCについて
AyalaLand Logistics Holdings Corp(以下「ALLHC」)は、Ayala Land, Inc. (以下「ALI」)の子会社で、フィリピンを代表する工業不動産会社です。
ALLHCは、工業団地、倉庫、冷蔵倉庫、商業リースを通じて、全国の6つの成長地域に進出しています。その開発の中には、次のようなワールドクラスの工業団地が含まれます。ラグナ・テクノパーク、パンパンガ・テクノパーク、カビテ・テクノパーク、ミサミス・オリエンタルのラギンディンガン・テクノパーク。同社のALogis標準工場は、ラグナ州ビニャンとカランバ、カビテ州ナイク、パンパンガ州ポラック、バタンガス州サント・トマス、マニラにあり、ラグナ州ビニャンにはALogis Artico冷蔵倉庫があります。同社の商業リースポートフォリオは、マニラのトゥトゥバンセンターとムンティンルパ市のサウスパークセンターで構成されています。
詳細はhttps://www.ayalalandlogistics.com/ をご覧ください。
FLOWについて
FLOWデジタル・インフラストラクチャーは、クラウド、ハイパースケール、エンタープライズ・データセンター、ネットワーク、ファイバー資産など、デジタルインフラのエコシステムにおける主要な有形資産への投資、開発、運用を行っています。FLOWは、デジタルインフラのあらゆるソリューションを提供し、アジア太平洋地域のコア及びエッジ・インフラストラクチャーを開発するための深い業界経験と顧客中心のアプローチを組み合わせることで、ビット単位、バイト単位のデジタル世界の流れを維持しています。同社はこのほど、DXN Limitedと独占販売契約を結び、FLOW2EDGEというブランド名でエッジ製品を発売する運びとなりました。FLOWは、PAGの不動産・インフラ投資戦略であるPAGリアルアセットの資本とリソースを活用しています。PAGは、データセンター資産の既存ポートフォリオを含め、500億米ドルを超える運用資産を有するAPAC重視の大手投資会社です。
詳細はhttps://www.flowdigital.com/ をご覧ください。
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