PAGリアルエステート、クリス・クマールがデジタル・インフラストラクチャーの新会社を設立

2021年8月17日 - 本日、アジアを中心に活動する大手民間投資運用会社、PAGリアルエステートと、デジタル・インフラ投資の先駆者として世界的に知られるクリス・クマール氏は、アジアで急速に拡大するデジタルインフラ需要に対応するため、地域プラットフォームの立ち上げを発表しました。

新会社は、デジタルインフラ資産の買収、開発、所有、運用における経験豊富なスキルセット及びリスク管理された資本配分への需要の急拡大に対応します。アジア太平洋地域でのコロケーション、クラウド、ハイパースケール、企業向けデータセンター、ネットワーク、ファイバー資産に注力し、PAGのデータセンター資産と土地保有の経験を活用する予定です。PAGリアルエステートは、この分野に既に約20億米ドルを投資していますが、短中期では100億米ドルの投資計画を周到に準備しています。

新会社の会長にはクマール氏が就任し、この地域で傑出したデジタルインフラ投資・運営会社のひとつへの急成長が期待されます。このほか経験豊富な数名の上級幹部が加わり、9月の事業開始に向けて会社の組織化とブランディングが行われます。

PAGの経営・投資経験、及びアジア太平洋地域で高成長を遂げるデジタルインフラ企業を成功裏に築き、統率してきたクマール氏の確固たる実績を基盤に会社づくりが進められます。クマール氏は、デジタル・リアルティの創業幹部兼アジア太平洋地域責任者、ブリッジ・データ・センターズの創業者兼最高経営責任者(CEO)、ブリッジ・データ・センターズとチンダタの合併後の、2020年9月にNASDAQ(CD)に上場したチンダタ・グループ・ホールディングスの副会長などを歴任してきました。

モバイルデータ利用、ストリーミング、クラウドサービスの爆発的な増加による強い長期的な追い風と需要に牽引され、世界的にデータ利用は拡大し続けています。現在、アジアのデータセンター市場、とりわけハイパースケールエンド市場は、サービスが不足しており、2024年までの年平均成長率は10~12%と予想されます。当社は、日本、オーストラリア、その他のアジア市場に注力する予定です。

クマール氏は「PAGには起業家的なアプローチ、数十年にわたる経験、優れた投資実績があり、競争力のあるコストですぐに資本にアクセスできる。この業界に対する長年の熱意が再燃し、1年間の引退生活から早くも復帰することになりました」と述べ、「過去4年間、PAGはこの分野に多額の投資を行ってきました。その強固な基盤の上にプラットフォーム企業を構築できることを楽しみにしています。当社のビジョンは、この地域において、勤勉で顧客重視の、収益性の高いデジタルインフラ投資・運営会社になること、私はこれを強く確信しています。このビジョンを実現するため、多様なスキルを持ち、最高クラスの投資・運用経験を持つ強力なチームを編成しているところです」と語りました。

PAGのジョン=ポール・トッピノ社長は、「クリスはデジタルインフラ業界の象徴的存在であり、彼と協力して、現在の新しいデジタル時代のインフラニーズに応えるプラットフォーム企業を設立できることを大変嬉しく思います」と述べ、「彼の経験とPAGの開発・投資に関する専門知識を活かして、時の試練に耐える強固なプラットフォームを構築することを楽しみにしています」と語りました。

PAGリアルエステートについて

PAGリアルエステートは、アジア最大かつ最も経験豊富な不動産投資プラットフォームのひとつです。同社は、1997年にセキュアード・キャピタル・ジャパンとして設立され、アジアで330億ドル以上を投資し、7,000件以上の不動産を取得及び管理してきました。PAGリアルエステートは、アジアを中心としたプライベート・インベストメント・マネジメントのリーディングカンパニーであるPAGの一員です。PAGは11の主要拠点に200人以上の投資専門家を擁し、現在、欧州、北米、アジア、オーストラリア、中東の機関投資家に代わって400億米ドルの資金を運用しています。詳細はwww.pag.com をご覧ください。









お客様のビジネスの成長を支援するFLOWのアプローチをご確認ください。

お問い合わせ